鞄を身体に隠すように、両手で後 ろに持って、腰を折ったちょっと 前かがみの姿勢に上目遣い・・・ 「シーンジっ」 僕が振り向くと、レイは、そんな カッコで、じっと僕を見ていた。 僕は、不思議に思いながらも、ク スリと笑みをもらしながら応える。 でも、レイのことだから・・・ 「どうしたの?レイ」 「うふふっ、いいからいいから、 はやくぅ〜」 衣装:憂行さん、文:HIROKI