レイが好き!
番外編
ふたりの休日


「それじゃあ、レイ。行ってくるからね」
「うん、いってらっしゃい。シンジ。早く帰ってきてね」

「わかってるよ。なるべく早く、戻るからね」
「うふふっ、晩ご飯までには、帰ってくることっ。約束よ」

「そうだね。じゃあ、トウジ達をなんとか、振り切って帰ってくるよ。晩ご飯
までにはね」
「うん、じゃあ、頑張って、ご馳走つくって待ってるからね」

「ふふふ、期待してるよ。レイ」
「もう!ホントに、遅れたら、許さないんだから」

「あれ?僕を信用してくれないの?レイは」
「うふふっ、だって、シンジ、うそつきなんだもの」

「うそつきって、ひどいよ。レイ」
「だーって、そうだもの」

「いいよ、信用してくれないなら。じゃあ、うーんと、遅く、帰ってこようか
な」
「もう!シンジのいじわる」

「あはは、冗談だよ。ホント、なるべく早く帰ってくるからね」
「うん、わたし、待ってるから」

「それじゃ、もう、行かなきゃ。ごめんね、レイ」
「うん、いいの。たまには、シンジと一緒じゃないことも、必要だと思うから」

レイは、明るい口調で、そう言いながらも、寂しげに瞳の奥を揺らしながら、
シンジを見つめる。シンジは、やはり、じっと、レイの瞳を見つめる。

「やっぱり・・・」

シンジは、言いかけた言葉を飲み込むんで、さっと、回れ右をする。レイも、
なにか、口を開きかけるが、くっと、唇をかみしめてあと、笑顔で、シンジを
見送る。

「いってらっしゃい。シンジ」
「いってきます。レイ」


    ◇  ◇  ◇


「ふぁーぁ。おはよ、レイ」
「おはよう、アスカ。早いわね、今日は」

「なによ。それ、厭味?」
「嫌味なんかじゃないわよ。だって、早いじゃない?日曜日なのに」

「今日は、シンジもいないしさ。アンタの相手でもしてあげようかと思ってね」
「うふふっ、ありがと。アスカ」

アスカは、眠気の覚めない顔で、そういうと、洗面所の方へ向かう。レイは、
台所へ向かい、アスカのために、朝食を作る。

「別に、いいわよ。ご飯なんか」
「だめよぉ。ちゃんと、朝から食べないと、一日のはじまりなんだから」

アスカは、パジャマ姿のまま、タオルもって顔を拭きながら、ダイニングへ入
って来る。

「アタシは、コーヒーだけでいいのに・・・」
「うふふっ、だから、はい。コーヒー」

レイは、文句をいいながらも、テーブルについたアスカの前に、すっと、マグ
カップを差しだして、にっこりとアスカに微笑みかける。

「あ、ありがと・・」

アスカは、レイの笑顔にちょっと、照れたように答えると、カップをとって、
ひとくち、コーヒーをすする。

「それから、トーストと、ベーコンエッグ・・それから、サラダよ」
「ちょっと、レイ、朝から、こんなに食べろっての?」

「そうよ。おいしそうでしょ?」

レイは、一瞬、不思議そうな顔をしたあと、ニコッと笑いながら、アスカに答
える。

「そ、そうね・・・」

アスカは、慌てたように、そういって、料理とレイの顔を交互に見たあと、遂
に、観念して、箸をとる。

「ちょっと、見てられると、食べづらいじゃない。あっち、いっててよ」
「あら?そういうものなの?」

「そうよ。アタシは、デリケートなんだからね」
「うふふっ、じゃあ、いいわ。わたし、あっち、いっててあげる。終わったら、
片づけるから、呼んでね。アスカ」

「い、いいわよ。片付けくらい、できるから、アンタ、ちょっと、リビングで、
ぼっとしてなさい」
「うふふっ、じゃ、そうするわ、アスカ」


    ◇  ◇  ◇


「あーぁ、今日も、暇ねぇ」
「うふふっ、そうね。シンジがいないと、つまんないわね」

「そうね。アンタは、シンジさえいれば、それでいいんだものね。でも、それ
で、この先、大丈夫なの?」
「どうして?」

「アンタねぇ・・・ふぅ、まあ、いいわよ。でも、レイも、なにか、シンジ以
外に、興味の対象を持たないとダメよ」
「うふふっ、分かってるわ。ありがと、アスカ」

「なに?イヤに素直じゃない?」
「あら?わたしは、いつだって素直だもの」

「はぁ、そうだったわね。はいはい、素直じゃないのは、アタシの方だわよね。
どうせ」
「うふふっ、アスカは、照れ屋さんだもの・・・それに、優しすぎるものね」

「どういう意味よ」
「・・・アスカは、ホントは・・・・・ううん、なんでもないわ」

レイは、それまで、アスカに受け答えしていた陽気な口調とうって変わって、
突然、うつむきかげんで、つぶやくようにアスカに答える。アスカは、ちょっ
と、困ったような表情で、やはり、うつむきかげんで、黙り込んだ後、静かに、
口をひらく。

「アンタ・・・気づいてたんだ」
「うん・・ごめんなさい、アスカ・・・・わたしは・・」

レイは、やはり、すまなさそうに、つぶやくように、答える。アスカは、ゆっ
くりと顔を上げて、レイの様子を見て、ふっ、と、軽く息を吐いた後、優しく
微笑みながら、レイの腕をつかんで、レイを抱き起こす。

「ばかね、アンタが謝ることじゃないわよ」
「でも・・・」

「ほっんとに、アンタは、ばかね・・・レイだって、わかってるでしょ?」
「うん・・・だから・・・」

アスカの蒼く澄んだ瞳が涙で潤む。レイは、アスカの震えた声に気づき、顔を
上げて、アスカを見つめる。そして、答えかけて、言葉がつづかずに、再び、
黙り込む。アスカは、涙を堪えながら、つぶやくように、続ける。

「それなら、謝まられたりしたら、アタシが可哀想だってのも、わかるでしょ?」
「うん・・・」

レイの潤んだ瞳から、涙がこぼれおちる。

「ほらほら、泣かないの・・ばか」

アスカは、やはり、涙を堪えながら、ポケットから真っ赤なハンカチをとりだ
すと、レイの涙を優しく拭う。

「あ・り・・がと・・・・」

レイの涙を吸って少し湿ったハンカチを、アスカは、自分の目頭にあてる。

「だいたいね、アンタは、可愛すぎるのよ。もっと、憎らしい子なら・・・」

アスカは、言いかけて、途中で、言葉をきって、そして、目を閉じる。

アスカが、ぱっと目をあけて、続ける。

「ア、アンタの泣き虫が、伝染っちゃったじゃないの」
「ごめんなさい」

「アンタばかぁ?なんで、そう、すぐに、あやまんのよ。ホント、シンジとい
い、レイといい、どうしてこうなのかしら?アタシなんか、人にあやまるなん
て、死んだって、してやるもんかって、思うのに」

アスカは、目を真っ赤にしながらも、いつもの怒ったような、呆れたような口
調で、レイを叱り飛ばす。

「だいたいねぇ。あんな、うじうじした、優しいだけの男なんて、なんだって、
このアタシが、好きになんて・・なんなきゃ・・・いけないのよ・・・ばっか
みたい」
「アスカ・・」

一瞬、勢いのよかったアスカの口調が、やはり、小さくなっていく。レイは、
つぶやくように、アスカに声をかける。

アスカは、こぼれる涙を拭きながら、顔をあげると、にっこり笑って、レイの
顔を見る。

「でもね。ホントは、アタシ、シンジよりも、レイの方が好きだわ」
「え?・・・ア・スカ・・」

「アンタ、可愛いわよ、やっぱりね」
「・・・・」

アスカは、優しく微笑みながら、静かな声でレイに話し掛ける。レイは、驚い
たように、アスカを見つめたあと、頬をピンクに染めながら、ややうつむきか
げんにして、黙り込む。

「バ、バカね。そういう意味じゃないわよ。なに、赤くなったりなんかしてん
のよ。こっちまで、照れるじゃない」
「だって・・・」

レイは、うつむいたまま、肩を震わせながら、答えかけて、言葉につまる。

そして、ひとしきり笑った後、なんとか、言葉を続ける。

「だって、アスカ、真っ赤になりながら、そんなこというんだもの」
「う、うっさいわね。とにかく、アンタはね、誰からも好かれる可愛い子なの
よ。アタシが褒めるなんて、滅多にないんだからね。ありがたく思いなさい!」

レイが、クスクス笑いながら、そういうと、アスカは、やはり、顔を真っ赤に
して、照れながら答えると、逃げるように台所へ移動する。

「あら?でも、アスカだって、可愛いと思うわよ。わたしは」

レイは、やはり、クスクスと笑いながら、アスカの後を追いかける。

「なんで、ついてくんのよ」
「だって、アスカひとりで、ご飯の用意なんてさせたら、とんでもないもの、
食べさせられるじゃない?」

「うっさいわね。料理しようと思って来たわけじゃないわよ。ただ、水でも飲
もうかと思って・・」
「うふふっ。それじゃあ、わたしは、お昼ご飯、作りに来たんだもん」

「そっ、じゃ、アタシは、水飲んだら、リビングに戻るからね」
「アスカも、一緒に作らない?」

「な、なんで、アタシが、料理なんかしなくちゃなんないのよ」
「褒めてもらったお礼に、お料理、教えてあげるわ」

レイは、にっこりと、アスカに微笑みかける。アスカは、レイの笑みにたじろ
ぎながら、ため息をついて、答える。

「ふぅ、今日は、えらいのに、つかまっちゃったわね。アンタの相手しような
んて、百万年ほど、はやかったわ。シンジって、尊敬に、値するわね」
「うふふっ、なにか、いった?アスカ」

「いーえ、別にぃ。それじゃあ、教えてくださいな、レイ先生」
「あら、先生じゃないわ。わたしは、アスカのお母さんなんだからね。はい、
これ、エプロン」

アスカは、呆れながらも、照れたように、頬を染めて、エプロンを受け取ると、
すこし、困ったような顔をして、恥ずかしそうに、レイにつぶやく。

「あの・・レイ、これ、どうやるの?」


    ◇  ◇  ◇


「どう?自分でつくった料理は」
「どうって、ほとんど、アンタが作って、アタシは、横から、見てただけじゃ
ないの」

「あら、でも、このトマトは、アスカが切ったじゃない?」
「切るぐらい誰だって、できるわよ」

「それに、このご飯は、アスカが炊いたんじゃない。とってもおいしいわ」
「どーせ、炊飯器が、炊いてくれたわよ」

「もう!なんで、そんなに、素直じゃないの?アスカ」
「どーせ、素直じゃないわよ。アタシは」

「ホント、アスカこそ、可愛いわね」
「も、もう、いいじゃない。さっき、言ったことは、忘れなさいって言ったじ
ゃないの」

「うふふっ、だって、せっかく、滅多に褒めないアスカが褒めてくれたんだも
の、やっぱり、忘れちゃいけないと思うわ」

レイは、アスカにそう答えて、にっこりと微笑みかける。アスカは、少し、
うんざりしたような、呆れた顔で、答える。

「アンタ、やっぱり、全然、可愛くないわね。アンタほど、憎ったらしい女、
みたことがないわ」
「うふふっ、だって、その方がいいって、いったじゃない?」

「ふぅ、ホント、アンタ、憎たらしいわよ。今の」
「・・・ごめんなさい」

「だから、そうやって、すぐ謝んのも、気にくわないわ」
「・・・・」

「だから、黙りこまないでよ。悪かったわよ。分ってるわよ。分ってるんだから、
アタシだって・・・」

そういうと、アスカも、うつむいて、黙りこんでしまう。

しばらくの沈黙の後、レイが口を開く。

「うん、そう思う。わたしも。でも、人は、急には、変われないから
・・・だから、ちょっとづつ、変わる努力をするのが、大切だと思う」

レイがそれだけいって、口を閉じると、再び沈黙が流れる。

ふと、アスカがつぶやくように、レイに問いかける。

「アンタ、いつ、気づいたの?」
「・・・・ずっと、前」

「アンタも、辛かった?・・・もしかして」
「でも、アスカは、もっと・・・だから・・・」

アスカは、レイを見つめながら、ふっと、なにかをふっ切るように、息を吐く
と、優しくレイに微笑みかける

「そうね。やっぱり、アタシは、アンタが好きよ」
「え?」

「バカね。アンタは、いい子だって、いってんのよ」
「・・・どうして?」

「それに、凄いわね。どうしたら、アンタみたいになれるかしらね」
「わたしは、アスカみたいになりたいと思ってるのに・・・」

「そうね。きっと、そうやって、アタシみたいな、素敵な女性になりたいって、
想いがあるからなのね」
「わからないけど・・・・でも・・・うふふふふ」

「なによ。突然、笑ったりして」
「だって、アスカって、ホントに、自信満々なのね。アタシみたいな、なんて」

「うっさいわね。いいでしょ、そのくらい。だいたい、アンタが、いいだした
んじゃない」
「うふふっ、そうね」

「はぁ〜、にしても、努力ねぇ」
「そう、何事も、努力が肝心よ。アスカ」

レイは、にこりと笑いながら、アスカに答える。

「でも、苦手なのよねぇ、天才には、努力は似合わないと思わない?」
「うふふっ、やっぱり、自信満々ね。だから、好きよ。アスカ」

「アンタこそ、自信満々のくせに。アンタ、アタシに、シンジをとられるなんて、
これぽっちも、思ってないでしょ?」
「うふふっ、だって・・・・ねぇ?」

「あーあ、やってらんないわよ。実際。なんだか、ばかばかしくなってくるわ」

アスカは、大きく、ため息をつく。そして、しんみりと、レイに話かける。

「最近、思うのよね。なんで、シンジに惹かれるようになったのかなぁ?って」
「なんでだか、わかったの?」

「わかんないけどさ。でも、似てるのよね。アタシとシンジって。だからかなぁ?
って、思うわ」
「そんなに、似てるかしら?」

「まあ、表面的には、似てないけどね。でも、なんだか、考え方とかね。弱さ
とか・・・シンジは、それを表に出すから・・・だから、自分のこころを覗い
てるみたいで、恐いと思うこともあるわ」
「・・・・」

「だから、それだけなのかなって、最近、思うようになったのよ」
「そう・・・」

「だからね。アンタとシンジってね、お似合いだと思うのよ。お互いに、足り
ないところを補ってるみたいで。だから、応援してあげたくなっちゃうのよ」
「アスカ・・・」

「だから、そんな情けない声ださないでよ。レイ。言ったでしょ!アタシは、
シンジよりも、アンタのことが好きだって。いまは、そんなもんなのよ。わか
った?」
「うん、ありがとう。アスカ」

レイが、なんとか、笑顔で、アスカにそう答えると、アスカは、にやりと、よ
くない笑いを作って、レイに問いかける。

「で、どう?シンジから、アタシに乗り換える気はない?」
「え?・・・ど・お・し・よ・お・か・な・? うふふっ」

「なによ。つまんないわね。もうちょっと、慌ててよね」
「だーって、それもいいかなって、思うもの・・・・好きよ。アスカ」

「アンタ・・・・まさか、本気?」
「うふふっ、さて、どうでしょう?・・さっ、食器洗うわね」

レイは、アスカがやったように、にやりとよくない笑いを浮かべたあと、さっ
と、素に戻って、テーブルの上の食器を流しに運びだす。

「勝てないわね。アンタには・・・」


    ◇  ◇  ◇


「ただいまぁ」
「おかえり〜、シンジ。寂しかったわぁ」

「ちょ、ちょっと、レイ」

夕方、シンジが玄関をはいると、レイは、飛びつくように、シンジに抱きつく。
さすがに、シンジは、おどろいたように、たじろぐ。

「だーって、ホントに、寂しかったんだもの」
「でも、アスカだって、いたんでしょ?・・・そんなに、寂しかった?」

「うふふっ、ホントは、そうでもなかったわ。アスカが一杯、遊んでくれたも
の」
「もう、びっくりするじゃないか。レイ」

「だって、抱きつきたかったんだものっ!」
「あの・・・そろそろ、いいかな?アスカも、見てるし・・・」

「だーめ。このまま、テーブルまで、行くの!」
「こ、このままって、これじゃあ、歩けないよ。レイ」

「うふふっ、じゃ、これで、許してあげる」

そういうと、レイは、シンジの頬に軽く、口づけをしたあと、シンジを放して、
しかし、今度は、シンジの左腕にしがみついて、シンジの胸に頬を埋める。

「あの・・・なにが、あったの?」

シンジは、アスカのほうに顔を向けて、心配そうにレイについて、聞く。

「さぁね。アタシにきかないでくれる?今日一日で、ホントに、レイがわかん
なくなったんだから」
「そ、そうなの?」

「アンタの声が聞こえて、いちもくさんに玄関に飛んでいく直前ぐらいまでは、
なんとなく、分ったような気がしてたんだけどね」
「あの・・・どういうことかな?」

「だから、アタシに、聞かないでっていってるでしょ。とにかく、夕ご飯がで
きてるわよ。つったってないで、歩きだせばいいんじゃない?」

アスカは、それだけいうと、見てなれないという感じで、さっさと、ダイニン
グの方へと、消える。シンジは、レイに向き直って、話かける。

「あの・・・歩くよ。レイ」
「うん、どうぞ」

「そ、それじゃあ」

シンジは、なんとか、靴を脱ぐと、レイにしがみつかれたまま、歩きだす。

「そういえば、今日は、ご馳走っていってたね。なに作ってくれたのかな?レ
イ」
「うふふっ、ひ・み・つ」

「秘密っていったって・・・・ふーん、カレーなんだ。なんだか、神秘的な香
りのするカレーだね」

ダイニングに、入って、シンジは、テーブルの上を見て、そこから、漂ってく
る匂いについて、感想を述べる。レイは、そっと、シンジから、離れ、アスカ
の隣の席につく。アスカが、皿にカレーをもりつけながらシンジに話かける。

「さっ、それじゃあ、夕食にしましょ」
「う、うん」

シンジは、テーブルに、つくと、テーブルの上を見渡して、質問する。

「あれ?二人は、食べないの?」
「ア、アタシ達は、作ってる最中に、さんざん味見したから」

「ふーん、そうなんだ」

シンジは、今のアスカの台詞の不自然さに、なんの疑問も抱かずに、なにげなく、
スプーンで、カレーをすくう。

つづく


あとがき

はい、筆者です。

さて、シンジ君の運命や如何に? というところです。
ちなみに、本当につづくわけではありませんので、あしからず。

この話は、♪♪カヲルの部屋♪♪ 壱萬ヒット記念のお話です。
7777ヒットを踏んだ時に、おもわず、ぽろっと約束したんですが、
カウンタのまわるのが速いこと速いこと、焦っちゃいました。マジで。

まあ、とにかく、めでたいですね。

おめでとぉ♪>かをる

で、お話のほうですが、なにを書こうかということで、いろいろと考えまして、
やはり、レイがらみの方がよいだろうなと思って、

さらに、レイ×シンジ物というのは、自分とこに、近日中に書く予定してるし、
ネタが、かぶりまくるなと、思いまして、自分とこには、書かけないものに
してみようと、いうことなわけです。

別に、妖しいから書けないわけじゃなくて、一応、「レイが好き!」は、
シンジの一人称で、書いてますから、シンジが見てない所は、書けないわけです。

で、シンジが見てない時の出来事・・・と、考えまして、
レイ×アスカの絡みを、いろいろ考えたわけです。

いやぁ、それにしても、アスカ様から、あんな話が聞けるとは思いもしませんでした。
レイには、なんでも話せてしまうんですかねぇ?

ちなみに、最後ですが、やや、繋がり悪いですが、
・・・しかも、しり切れトンボだし・・
いろいろ想像できてたのしいかなと、思って、くっつけてみました。
・・・ない方が、いいかもしれないなぁとも、思いますが、
ま、まあ、そう思う人は、なかったことに、してください。

ところで、このお話で、ひとつ、気になる点があります。
これを読んで、果たして、

「レイは、アスカに愛されるに値する程、可愛い、いい子である」

と、どのくらいの人が思ってくれるか?ということです。
筆者的には、もちろん、いい子なのです。

アスカの気持ちも理解してやりながら、しかし、自分の想いにも素直で、
そして、アスカの気持ちを理解しているからこそ、敢えて・・・・

たぶん、そうは、受け取れない人も、大勢いるに、違いないと思いますが、
それは、ひとえに、筆者の文章力のなさに、帰するわけです。

と、いうわけで・・・

ごめんなさい>レイ

それでは、

もし、あなたがこの話を気に入ってくれて、
そして、もしかして、筆者の他のお話も読んで下さるとして、

また、どこかで、お会いしましょう。


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