レイが好き!増刊号
第七話
嗚呼アスカ様!第弐話「暇つぶし」
「あーあ、今日も暇ね。なんかすることないかなあー」
シンジもとうとう結婚しちゃったし、最近、からかいがいのある奴がいなくな
っちゃって、ツマンナイわ。なんか、おもしろい奴いなかったかしら?そうだ!
あのバカのところでもいって、からかってやるかな?たまには。
最近の休日は、ひとりっきりだし、どこか遊びにいくのも、面倒だし、そもそ
も、毎日の仕事でアタシは疲れきってるんだから!で、いつも家でゴロゴロし
てるんだけど、この部屋も散らかりまくっちゃって、あんまりここにもいたく
ないのよねー。
それで、しかたがないから、あのバカん家にいくんだからね!別に深い意味は
ないのよ。まあ、あのバカん家も散らかりまくってるに違いないけど、アタシ
が命令すれば、かたずけるに違いないし、まあ、これも人だすけよ。
「オーッス、来てやったわよ。生きてる?」
「ア、アスカ」
まったく、いくら教えても呼び捨てにするんだから。百万年早いわよ!
「アスカ様でしょ?」
「いったいどうしたんだ?家に来るなんて」
「退屈なのよ。それだけよ・・・・・それにしても、汚い部屋ね。ちょっとは
かたずけなさいよ」
予想通り。なんて部屋なのよ、まったく。アタシん家だって、ここまではひど
くないわよ!
「あ、ああ・・・・もしかして、掃除しに来てくれたとか?」
「アンタばかあ〜?アタシがするわけないじゃない。なに考えてんのよ」
「まあね、いってみただけ」
「なによ。生意気ね。この間、泣いてるとこ慰めてあげたの忘れたの?」
「あ、あれは、もういいじゃないか・・・・その・・・・くそ、せっかく、忘
れかけてたのに!」
「さっ、アンタの弱みはアタシが握ってるのよ。さっさと、かたずけなさい。
アタシがくつろげるようにね」
「わかったよ。せっかく、ゴロゴロしてたのに・・・・・休日だってのに・・・・」
よしよし。なんだか、いつまでもブツブツいってて、しつこい男だけど、とり
あえず、掃除し始めたわ。まっ、アタシの力をもってすれば、当然よね。
アタシは、このバカがとりあえず、真っ先にかたずけた・・・・もちろん、ア
タシに座って戴くために・・・・ところに座って、ボケーっとする。別に、あ
んなバカが掃除してるところを見てるわけじゃないのよ。
まあ、アタシのまわりには、こういう、かいがいしく働く男がいるってのが、
自然の姿なのよ。自然の摂理って奴ね。
だいたい、おかしいのよ。なんで、あんなガリガリで、よわよわしいレイみた
いのがさっさと片付いちゃって、アタシが未だに独身なのよ!・・・・別に、
焦ってるってわけじゃないけどさ、アタシは永遠に若いんですもの。まだ、二
十歳になったばかりなんだからね!
「ちょーっと、せっかく、アタシが来てやったんだから、お茶ぐらいだしなさ
いよね。まったく、気が効かないんだから」
「わかったよ・・・・ホントに、急にきて・・・・茶ぐらい自分で・・・・」
なんか、ホントにブツブツとうるさい男ね。まあ、でも、アタシにめしあがっ
て戴きたいらしく、お茶を持って来たわ。感心感心・・・・まあ、当然ね。
「で、さあ。アスカは、なにしに来たんだ?ここへ」
「なによ。用事がなきゃきちゃいけないの?」
「いや、そうじゃないけど・・・・ただ、めずらしいじゃない」
「いいのよ。アンタは素直に喜んでれば。嬉しいでしょ?」
「・・・・・」
「嬉しくないっての?」
「い、いや。嬉しいです。アスカ様に来て戴いて。感激です」
「そう、それでいいのよ・・・・で、掃除は終わったの?」
「え?ああ。まあ、このくらいで、勘弁してよ。だいたい、こんなにこの部屋
が綺麗になったのは、数年ぶりなんだから」
「ちょっと。それマジ?・・・・アタシ帰ろうかしら」
ちょっと、それじゃあ、いくら掃除したって、なんか、染み着いてるんじゃな
いの?いいかげんにしてよね。まったく。
「ま、まあ、いいじゃないか。せっかく来てくれたんだから。飯でも食ってっ
てよ。俺、作るからさ。台所は綺麗なんだ、これが。意外だろうけど、料理は
好きだからさ」
「しょーがないわね。じゃあ、しばらく、いてあげるわ」
まったく、しょうがないわね。ここまで、いわれちゃあね。まあ、ちょうどい
いわ。昼ご飯どうしようか、考えてたとこだったし、帰っても暇だからね。
「で、なに作んの?」
「なんでも作れるよ。アスカはなにが食べたい?」
「そうね。じゃ、ハンバーグ」
「ハンバーグ?まるで、子供だな」
「なによ。文句ある?それに、アタシは永遠に若いのよ」
「あ、ああ。アスカの若さには、文句ないけどさ。それにしたって」
「出来ないの?ハンバーグ」
「簡単だよ、ハンバーグなんて。俺に出来ないのは、フランス料理だけ」
「じゃ、いいじゃない。とにかく、ハンバーグよ。それ以外だったら、アタシ
帰るからね!」
「OK、OK。じゃあ、ハンバーグね。挽肉もタマネギも冷蔵庫にあるから問題な
いよ」
そうよ。問題なんてあるわけがないわ。冷蔵庫になくったって、買いにいかせ
れば済む話じゃない。なにいってのよ。このバカ。でも、まあ、アタシにいて
もらいたいらしく、ハンバークをつくることになったわ。当然よね。
「で、アンタは、なにやってたわけ?今朝は」
「え、ああ。今朝か?今日は、休みだから、一日、うだうだとしてるんだけど」
「で、うだうだと、なにしてたの?」
「うん、その・・・・例の話・・・・書いてたんだけど」
「アンタ、まだ、あんなくだらないもの書いてたの?」
「う、うん」
「ホント、しょうがないわね。なにがいいのよ、あんなの」
「うん・・・でも、なんだか、登場人物に愛着がわいちゃってさ。やめらんな
いんだよね」
「で、あいかわらず、レイとシンジのらぶらぶを書いてるってわけ?ほーんと、
レイのどこがいいわけー?」
「う、うん・・・・いや、その・・・・どこがっていうか。なんとなく・・・・」
「なんとなく、なんなのよ!はっきりしなさいよ」
「わかんないよ、そんなの。そういうもんだろ?好きになるって」
「そうかもね。じゃ、いいわ・・・・でも、結婚しちゃったじゃない。アンタ
は、それでいいわけ?」
「う、うん。レイが幸せなら・・・・」
あっきれる。ホント、なんにもいえないわ。よくやるわよね。このバカも。こ
こまで、バカだと、なんか・・・・ホント・・・・なんなのかしら?とにかく、
とんでもないバカね。
「でも、アンタ、ホントは、レイよりもアタシが好きなのよねー」
「な、なにいいだすんだよ。突然」
ホント、からかってやってるだけなのに、真っ赤になっちゃってさ。なんて、
単純なのかしら?ホント・・・・バカね。でも、アンタはそうなのよ。
「わかったわよ。じゃあ、答えなくてもいいわ。そのかわり、ちゃんと、約束
は守ってよ」
「や、約束ってなんだっけ?」
「アンタ、書いたでしょ?アタシを幸せにしてみせる!って。忘れたとは言わ
せないわよ」
「あ、ああ・・・・アレ・・・・読んだの?」
「読んだわよ。アンタが、どうアタシを幸せにしてみせるのか、ずっと、読ん
でんのよ」
「あ、ありがと」
「ありがと、じゃあないわよ!一体、いつになったら、幸せにしてくるのよ!」
「う、うん。実は、困ってる」
「いっとくけど、ケンスケは、嫌よ」
「うん。それは、しない」
「じゃあ、どうするつもり?」
「うん、だから、困ってる」
ホント、しょうがない男ね。なんで、ここで、泣くのよ。これじゃあ、これ以
上、からかえないじゃない。まったく、つまんない男よね。冗談も分かんない
んだから。
「分かったわよ。泣かなくたっていいわよ。分かったわ。アンタの気持ち」
「俺の気持ち?」
「そうよ。アンタはね。結局、アタシを他人にとられるのが嫌なのよ。まあ、
当然の心理だけどね」
つまり、裏返せば、レイのことはどーでもいいと思ってるわけよ。こういっち
ゃうと、このバカ、自己崩壊しかねないけど・・・・
「そ、そんな・・・・そうなのかな?・・・・でも、俺は、レイが・・・・」
「分かってるわよ。そんなの。冗談に決まってるでしょ。バカね」
でも、多分、そうなんだわ。コイツもつらいとこね。しょうがない。なぐさめ
であげなきゃね。アタシはお姉さんなんだから。
「ほら、元気だしなさいよ!そんなに悩まなくたって、大丈夫よ。アンタは、
レイを愛してるわよ。でなきゃ、そもそも、あんな話、かこうなんて思わない
でしょ?大丈夫よ。自信持ちなさい!」
「う、うん。ありがとう、アスカ」
「で、アタシ、お腹すいたんだけど。お昼まだなの?」
「う、うん・・・・OK!じゃあ、すぐ作るよ」
そうよ。今日のアンタは、元気に、アタシにかいがいしく尽くすってのが、役
目なのよ。なんで、アタシが慰めなきゃなんないのよ。まったく。それにして
も・・・・なーんて、単純なのかしら?
とにかく、あっさり、立ち直って、アタシにめしあがって戴くための、料理を
作りに、台所にいったわ。まあ、アタシの言葉を素直に聞くあたり健気じゃな
いの。
「アンタさー、まさか、勤務時間まで、お話書いてるんじゃないでしょうね?」
「えー?・・・ああ、それは、さすがにないよ。夜中と休日だけ」
台所から、返事が返って来る。さすがに、それはなかったか。まあ、当然よね。
いくら、バカでも、仕事はわきまえてるわ。しかし、夜中まで、書いてるわけ?
ホント、よく、勤まってるわね。
「ホイッ、ハンバーグ、一応、ブロッコリー添え。それと、ご飯とポタージュ
スープ。それから、サラダ」
「やるじゃない。なんか本格的」
「いったろ?料理、結構、得意なんだぜ」
「へー、見直したわよ。ホント、ただのバカじゃ、なかったんだ」
「ヒドイなあ、どんな目でみてんだよ。いつも」
「だから、ただのバカだとおもってた」
「マジかよ!・・・・まいるな、まったく」
「だから、見直したってんだから、いいじゃない」
「・・・・うーん・・・・じゃあ、まあ、一応、ありがとう・・・・っていっ
とくか」
「なによ、それ。アタシが褒めてあげたのよ。もっと、喜びなさいよ」
「へへー、アスカ様。お褒めにあずかって光栄です」
「よし、では、食べて遣わす。ナイフとフォークを持て」
◇ ◇ ◇
まあ、料理の味はそこそこだったわ。あんまり、絶賛できる味でもなかったけ
ど、アタシは特に舌が肥えてるからね。まあ、標準よりは上なのかもね。
さて、料理も食べ終わったし、午後はどうしようかしら?いつまでも、コイツ
ん家にいるのも、退屈よね。なんかないかしら?
「アンタさー、午後はどうするわけ?」
「えー?・・・別に予定はないけど。アスカはどうすんの?」
アイツはかいがいしくも、今、食器を洗ってる。台所の方にアタシが話かける
と、そんな、無責任な答えが返って来た。
「ちょっとー、なんか、考えなさいよ。退屈じゃない!」
「じゃあ、デートでもするかー?アスカ」
「なんで、アタシがアンタなんかとデートしなくちゃなんないのよ!」
「だって、退屈なんだろ?」
「いっくら、退屈でも、デートなんかしないわよ」
「そうか・・・・それじゃあ、ふたりで遊びにいくってのは?」
「どこが違うのよ?」
「あっ、気づいた?」
「気づかないわけないじゃない。アンタとは違うんだから。で、どこいくの?」
「あれ?いってくれるの?」
健気にも、嬉しそうに喜びながら、コイツは、お茶をもって、台所からやって
きた。まあ、たまには、ふたりで遊びにいくのもいいかもね。決して、デート
ってわけじゃないけどね。退屈だしね。暇潰しよ。単なる。
「場所によるわよ。いいから、言ってみなさい」
「実は、なんにも考えてないんだけど・・・・山なんてどう?」
「やまあー?しんどそー。アタシは、嫌」
「うーん、じゃあ、どこならいい?」
「考えるは、アンタの役目でしょ?押しつけないでよ」
「うーん、そうかー。じゃあ、海」
「ほーんと、アンタ、単純ね。山ときて、次は海なわけ?」
「そうか、じゃあ・・・・」
「いいわよ。海で、久しぶりに、海を見るってのも悪くないわ」
「よし、じゃあ、海で決定ね。バイクでいいだろ?」
「えー、アンタとタンデム?」
「ああ・・・・寒いか・・・・じゃあ、電車にする?」
「いいわよ、バイクで我慢するわ。でも、さっさと、車、買いなさいよね」
「ああ、そのうちね。金がたまったら」
「ローンで買えばいいじゃない」
「借金は嫌いだ」
「もう、しょうがないわね。よく、現代でいきてけるもんだわ。それで」
「そう、時代遅れの男ってのは、俺の憧れ」
◇ ◇ ◇
冬の海。冬の日本海。荒々しく・・・・北風が吹き付けて、雪が舞う。なんで、
これほどまでに、人を寄せつけない・・・・恐い・・・・んだろう?アタシっ
て、こうなのかもれない。だから・・・・
「いやー、やばかったな。さっきは・・・」
せっかく、アタシが感慨に耽りながら、海を見つめてるのに、ホント、デリカ
シーってもののない男ね。
「ホント、マジで、死ぬかとおもったよ。やっぱ、冬の日本海なんて、バイク
で来ちゃだめだな」
そりゃ、そうよ。雪積もってるじゃない。よく、アタシ、生きてたと思うわよ。
まあ、太平洋じゃなくて、日本海っていいだしたのはアタシなんだけどね。そ
れにしたって、止めなさいよね。まったく!寒いわ。こけかけるわ。さんざん
だったわ!
「そうよ!アンタなに考えてんのよ!バイクなんて雪の上はしるもんじゃない
でしょ!」
「ああ、まさか、こんなに積もってるとは思わなかったからな」
「ホント、バカね。アタシの命あずかってるって認識あんの?」
「だから、安全運転で来たじゃないの」
「こけかけたじゃない。さっき」
「でも、こけなかったもんね。俺って、天才だから」
「アンタばかあ〜?たまたまよ。たまたま。それに、天才っての使っていいの
は、アタシだけなんだからね。凡才が使うんじゃないわよ」
「へーへー。で、帰りどうする?」
「どうするって。どうすんのよ?」
「俺は、バイクあるから、乗って帰るしかないけど」
「じゃあ、アタシも帰るしかないじゃない」
「いや、でも、恐いなら、電車で帰ってもいいよ。マジで危ないし」
「自信ないの?」
「いや、自信は、ある。自信だけは。でも、こけるかもしれん」
「で、アンタは、アタシにどうしてほしいわけ?」
「え?・・・・俺は、そうだな・・・・やっぱり、電車で帰って欲しい」
「じゃ、後ろ、乗ってく」
「このヒネクレ者!」
「なんですってー?」
「い、いや・・・・なんでもない」
「バーカ。アタシがアンタの思い通りになると思ったら大間違いなんだからね」
「へーへー、では、アスカ様、後ろへどうぞ」
「ん、でも、もうちょっと。海、みたい」
「そうか。海、見に来たんだったな」
アタシ達は、ふたりで、海を見つめる・・・・って、恋人同士みたいじゃない!
なんなのよ、この雰囲気!おかしいわ。
「よし、見た。帰るわよ!ヒロキ」
「え?もういいの?」
「ヒロキなんかと、海見てても退屈じゃない」
「まあ、そうかもね・・・・」
「バカね!なに見つめてんのよ。さっさと帰んのよ!」
まあ、美しいアタシをずっと見つめていたいってのも、理解はできるけどね。
とにかく、帰るのよ。寒いじゃない、こんなとこずっと立ってたら。
「さっ、飛ばしなさいよ!」
「え?・・・・ああ、安全運転でね・・・・じゃあ、飛ばすよ」
なにいってんのよ。いってること無茶苦茶じゃない!わけわかんないわ。まっ
たく。でも・・・・まあ、暇潰しにしては・・・・たのしかったわ。
「ありがと」
「えー?なにー?」
それにしても、寒いわね。バイクって!
つづく?
あとがき
あの、筆者です。
あの、なにも言うことはありません。
あっ、一言・・・・
本作品は、フィクションです。
実在の個人・団体・事件とはいっさい関係ありません。
ヒロキと HIROKI は、同一人物ではありません。
ヒロキはまったくの架空の人物です。ホントです。
うーん、言えば、言う程、嘘くさくなっていく。
モデルは、HIROKI です。それは、認めます。
しかし、HIROKI さんは、こんな人じゃありません。
部屋もあんなに汚くありません。
しかも、アスカよりも、レイが好きです。ホントです。
だから、事実と一致するのは、
・あんな話を書いていること
・名前の発音
・性別
・冬のバイクはホントに寒い(^^;
くらいです。
本当のことなんて、恥ずかしいこと、書けるわけないじゃないですか!
しっかし、アスカの一人称は書きにくいですね。
全然、状況を描写してくれないんだもん。
それから、本作品とは関係ないことをもう少し、
・・・・著作権侵害のはなしです。
レイが好き!増刊号・創刊号「わたしを月へ」の中で、
『FLY ME TO THE MOON』の歌詞を掲載してしまいました。
これは、明らかに著作権の侵害にあたります。
特に指摘を受けたわけではないんですが、そう判断しました。
そこで、急きょ、問題の部分を削除しました。
で、他の話についても考えたのですが、
例えば、増刊号・第六号「青き衣」は、人の著作物そのものかもしれません。
しかし、形としては、作品の一部を借用(引用)したものと考えられますので、
とりあえずは、このまま、公開しておきます。
作品紹介と捉えて戴けば、問題ないかも知れませんし。
今回の場合は、まったく、全体をそのまま載せてしまったのがまずいと思います。
だから、出典を明らかにして、必要最低限の範囲での引用は許されると思うんです。
ここらへんは、どうなんでしょうかね?
ところで、EVA 小説っていうもの、そのものは、OK なんだろうか?
セリフとか人名とか、ガンガン使いまくってるんだけど・・・・
それでは、
もし、あなたがこの話を気に入ってくれて、
そして、もしかして、他の作品も読んで下さるとして、
また、どこかで、お会いしましょう。
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