レイが好き!
第11話
手紙
「シンジ・・・相談があるの」
いつものように、夕食を終え、僕がリビングでくつろいでいると、食器を洗い
終わって、リビングヘ入ってきたレイが神妙な顔でそういった。
「な、なに?レイ」
別に、レイが僕に何か相談するのは、そうめずらしいことではなかったが、今
日は、帰ってからレイの様子がどうもおかしいような気がして、僕はすこし気
になっていた。
今日は、レイがはじめてひとりで・・・・買いものするといって、学校の帰り
に僕とわかれて・・・・町を歩いた。いったい、何があったのだろう?僕に内
緒でしたいことがあるというレイの言葉に、僕は少し勝手な期待をしていたの
だが・・・・
「ううん。やっぱり、いいわ」
「気になるじゃないか、そんな言い方されたら」
「ごめんなさい。でも、シンジに相談するのは、悪いわ」
「悪いだなんて!そんなことあるわけないじゃないか!・・・・でも、僕に内
緒でなにか考えてて・・・・そういうことなら、無理にはきかないけど・・・・」
例えば、はじめての小遣いの使い道とか・・・そういえば、もうすぐ、クリス
マスだ。
「ううん、そうじゃないの・・・・そうね、やっぱり言うわ」
「そう・・・・」
そうじゃなかったのか。少し、残念。でも、それじゃあ、本当になにか深刻な
相談があるんだ。
「うん、僕は、なんでも相談に乗るから。ホントに遠慮なんかしないでね」
「うん、ありがとう、シンジ・・・・でも、シンジが今、ちょっと、がっかり
したのも、わたし、見逃さなかったわよ!」
深刻な雰囲気をなんとか少しでも、弱めようとしてか、レイはすこし、悪戯っ
ぽく、最後に付け加えた。それにしても、僕っていうのは、なんて人に表情を
読まれやすいんだ。
「そ、そんな、がっかりなんてしてないよ」
「大丈夫よ。そっちの用事は着々と進んでるもの」
「そ、そうなんだ。ありがとう」
「あら?なんで、シンジがお礼いうの?わたし、わかんなーい!」
『わかんなーい!』ですか・・・・最近のレイのブリッコにも、少し・・・・
まあ、とにかく、僕もなにか考えないとだめだな。レイには何をプレゼントし
たらいいだろう?そうだ、アスカにも考えないと、忘れてたなんて言ったら殺
されかねない。すっかり、忘れてた。危なかった。
「ところで、そんなんで、僕が誤魔化されると思ってるの?」
そう、レイがわざわざ話を脱線させているのはよく分かる。そんなに、僕には
言いづらいことなのだろうか?僕がそういうと、レイは視線を落とし、つぶや
いた。
「・・・・手紙・・・・もらったの」
「手紙?」
手紙・・・・ラブレター?僕も、固まってしまった。
『レイがラブレターをもらった?』
よく考えれば、不思議ではない。そもそも、レイはとっても美人だし、最近で
は、みんなの前でも、よく笑うし、最初の頃の近寄りがたさもない。クラスの
連中は、僕がいるから、レイに手をだそうとはしないが、そんな事情を知らな
い奴なんていくらでもいるだろう。
レイが僕に相談しづらいのもよく分かる。そんなの相談されても・・・・レイ
は、僕の気持ちを知っている。そして、僕の性格もしっている。だから、僕が
それにどんな答えもできないことは知っているはずだ。僕が、断れとはいえな
いし、つき合ってみればなんて、レイの気持ちを知っている僕にはとてもいえ
ない。
しかし、僕も、レイには、どんな返事をすればいいのかわからない、というこ
とはよく分かる。いろんな人と話をして、社会にとけこむことがレイにとって
は大切なことだ。それは、いつも僕がレイにいっていることでもある。でも、
レイは、僕の気持ちも・・・あるいは、ひそかな嫉妬も・・・・分かっている。
しかも、レイはそういう手紙への返事そのもの・・・・どういう返事であるに
しても・・・・の書き方もわからないだろう。
「これなの・・・・どうしたらいい?」
そういって、レイは白い・・・ところどころ赤い模様の入った・・・封筒を僕
に差し出した。そんなもの、僕が読んでしまっていいのだろうか?そう思いな
がらも、僕は、封筒を受け取った。封は、もちろん、既に開いている。僕は、
中身をとりだした。
「・・・・あの、レイ。これ?」
「うん、どうしたらいいと思う?」
「どうしたらって・・・これ。あの・・・なんなの?」
「だって、特別に招待するから、来いって書いてあるわ。でも、わたし、そん
なお金ないから、どうすればいいのかって思って、もっと、お小遣い、ちょう
だいっていうのも、悪いし・・・・」
一体、僕のさっきまでの緊張は、なんだったのだろう?しかし、冬物バーゲン
セールのちらし、それが、レイには大事件だったのだ。ホントに、なんて・・・・
素直な・・・・かわいい・・・・レイだ。僕は、優しく微笑みながら、レイに
説明した。
「そうなの・・・・わたし、人から、こういうのもらうのはじめてだったから・・・」
「うん。そうだね。でも、レイも町にとけこんで来たっていう証拠だよ。それ
に、こんな高級ブティックの招待状もらえるなんて、上品なお嬢様にみえたん
だね。きっと」
「そうかしら?」
「そうだよ。配ってる人も、なに勘違いしたんだろうね?」
「ひどーい、シンジ」
「じょ、冗談だよ。レイは、とっても上品なお嬢様だものね。だから、怒って、
僕を苛めたりしないし、それに、普段だって僕をからかったりしないもんね」
「・・・・シンジの意地悪」
「レイに鍛えられてるからね」
「イーだ!」
レイは、僕にイーすると、拗ねたように、台所の方へいってしまった。ちょっ
と苛めすぎただろうか?でも、よかった。ラブレターじゃなくて。でも・・・・
本物のラブレターもそのうち・・・・
『いまどき、ラブレターなんてねぇ』
僕は、そんな勇気ある時代遅れの男が現れないのを心から期待した。ホントに
心のそこから・・・・
「シンジ、お茶」
レイの言葉で、意識を現実に戻すと、レイが笑顔で僕の横にいた。お茶をいれ
て来てくれたのだ。
「レイ、これ」
「そう、はじめてのお小遣いの使い道、第一弾よ」
レイが僕に渡したカップには、白地に黒で『レイのもの』という文字が・・・
レイの字で・・・書かれている。レイの手にしているのをみると『シンジのも
の』とかかれている。
「これ・・・・」
「今日、作ってもらったの。わたしのデザインなのよ。単純だけど・・・」
「へー、こんなのつくってくれるとこ、あるんだ」
「ヒカリが教えてくれたの。デザインをもって行くと一時間でつくってくれる
わ。アスカのも作ってもらったのよ」
「そうなんだ。で、でも、これ、逆じゃない?」
「ううん、これでいいの・・・・」
「でも・・・・」
「わたしは『シンジのもの』で、シンジが『レイのもの』なの・・・・だから」
さすがに、レイでも、すこしは照れるようで、頬をピンクに染めながらそんな
ことをいった。僕は、もちろん、真っ赤になった。
「なんだか、照れ臭いね」
「そう、だから、二人の時だけ。普段は、交換ね」
それは、それで、また、照れるけど・・・・
「うん。ありがとう、レイ」
「ううん、いいの。これは、たいしたことないの・・・・本当の・・・・は、
これからだから」
「え?本当の・・なに?」
「ヒ・ミ・ツ!」
ここへきて、まだじらすのだ。これだけ、じらされると、どんどん期待が膨ら
んでしまう。こんなに期待していて本当にがっかりさせられないだろうか?僕
は、少し、不安になってしまう。しかし、レイが僕になにかしてくれるのなら、
僕は、それがなんであろうが、きっと大感激するに違いない。でも、なるべく、
あんまり、期待しないように・・・・そんなのむりだよ!こんな気持ちにさせ
るなんて・・・・
「ほんっとに・・・・レイは・・・・」
「・・・・わたしは?」
「・・・・かわいいよ」
「うふふっ・・・・ありがと、シンジ」
ほんっとに・・・・かわいい・・・・小悪魔め!
◇ ◇ ◇
翌日、僕達は三人で朝食を囲む。今日は、アスカも手こずらずに起こすことが
できた。今日は、僕が当番だったから、和食風な日本の朝食というメニューだ。
それでも、アスカは朝食にはコーヒーを欠かさない。ご飯と味噌汁にでも、コ
ーヒーがつく。それが、アメリカ風なんだそうだ。
「いいわね、これ。なかなかシンプルなデザインで。これ、レイの字なの?」
「うふふ、そうなの。昨日、三つつくってもらったの」
「ふーん、けっこう、かわいらしい字書くのね、レイって。まあ、どうせ、つ
いでなんでしょうけど、アタシのまでつくってくれるなんて、うれしいわ」
「そんなひねくれないで、アスカ。家族じゃない。あたりまえよ。アスカにだ
って、いろいろ面倒見てもらってるんだから、当然よ」
「わかってるわよ。ありがと、レイ」
「どういたしまして、アスカ」
ふたりとも機嫌よく、そんなやりとりをしてから、アスカは突然思い出したよ
うに僕にむかっていった。
「そういえば、もうすぐ、クリスマスね!シンジ、プレゼント考えてる?」
「うん、一応、なんにしようかなって考えてる」
「考えてるっていうか、困ってるんでしょ?なんにしていいのか、レイに」
「う、うん、まあ、そうだけど・・・・」
僕が困ったようにうつむくと、レイが口を挟んだ。
「クリスマスってなに?」
「そうね、レイははじめてね。クリスマスっていうのは、そもそも、キリスト
っていって、ある宗教の教祖様の誕生日のお祝いなんだけど、アタシは科学者
だから宗教は信じてないし、日本ではほとんどの人が無宗教だけど、とりあえ
ず、12月24日のその誕生日の前夜祭ってので、お祭り騒ぎをするのよ。で、ケ
ーキと七面鳥をたべて、プレゼントをやりとりするってわけ」
「そういうのがあるの・・・・」
「そうよ、だから、レイもアタシとシンジに、なにかプレゼント考えるのよ!」
「・・・・わかった・・・・12月24日ね」
「そうよ。きっと、シンジも素晴らしいものをくれるわよ。ねっ、シンジ」
「ア、アスカ。プレッシャーかけないでよ」
「ダメよ。くだらないものだったら、返すからね!ところで、シンジ。アタシ
の分もちゃんと考えてるんでしょうね?」
「も、もちろんだよ。忘れてるわけないだろ!」
「怪しいもんね。レイのプレゼント考えてて、アタシの分をすっかり忘れてる
んじゃないかって思ってたんだけど」
「だ、大丈夫だよ。そ、そんなわけないだろ」
「そっ、それなら、いいのよ。安心したわ」
ホントに、昨日思い出してて良かった。きっと、アスカにいわれて思い出した
りしたら・・・・絶対に僕は顔に出るから・・・・どうなっていたことか。
「12月24日ね・・・・急がなきゃ」
「えっ、なに?レイ」
「ううん、なんでもないの。さっ、そろそろ、ガッコ行きましょ」
「そうだね、そうそう遅刻してられないもんね」
◇ ◇ ◇
僕達はなんとか一時間目の授業に滑り込みで間に合った。休み時間に、レイは、
洞木さんに昨日のカップの報告をしてなにか盛り上がっているようだった。そ
んな話がケンスケたちにも洩れたのか、僕はすこし、からかわれたが、クリス
マスプレゼントの相談をもちかけたら、『そんなの、自分で考えろよ』と冷た
く突き放されてしまった。まあ、とにかく、午前中の授業も無事におわり、僕
とレイは、いつものように、屋上で、弁当を食べていた。
「シンジ・・・・相談があるの」
レイが、すこし、考えながらつぶやいた。レイにとっては、まだまだ、些細な
ことが大事件なのだ。僕は、優しくこたえる。
「なに?なんでも相談してね。僕は、うれしいから」
「ううん、やっぱり、いいわ・・・・シンジに悪いから」
「そんな、気になるよ。お願いだから、なんでも相談して」
なんだか、昨日と全く同じだなと思いながら・・・今度はなんだろうと思いな
がら、僕は、レイにいった。レイは、考え込んでいる。そして、思い切ったよ
うに、口を開いた。
「手紙・・・・もらったの」
「こんどは、どんなの?」
「これ・・・・」
レイは、真っ白な封筒を僕に差し出した。僕は中身を取り出して、読んだ。
「これは・・・・」
「そう・・・・わたし、どうすればいい?」
「この人、知ってる人?」
「ううん、知らない。机の中にあったの。3組の田中って人、綾波様へって書
いてあって」
『ほ、本物のラブレター』
「わたしのこと好きだから、つきあってくれって」
「断って!」
「シンジ?」
「そんなの、断って!僕はレイを愛している。レイが僕を愛しているなら、断
ってほしい」
思いもかけず、僕の口からはそんな言葉がでた。こんな・・・僕がレイを縛る
ようなことをいうなんて・・・レイも、少しびっくりしている。
「・・・・シンジ」
「ご、ごめん。でも、それが僕の気持ちだから。もちろん、レイが、その人と、
その・・・つきあってみたいと思うなら・・・レイの思う通りすればいいんだ
けど・・・その・・・レイは自由なんだし」
「ううん、うれしい。シンジがはっきりそういってくれて。ありがとう、シン
ジ」
「う、うん」
僕も、なんで僕がそんなこと言えたのかびっくりしている。昨日は、あれだけ
いろいろ悩んだのに・・・きっと、心の準備なんてない方が、本当の気持ちが
いえるのかもしれない。
「でも、どうするの?それ」
「うん、断るわ。わたしはシンジを愛しているもの」
「でも、どうやって?」
「さあ?でも、手紙だから、返事を書けばいいんでしょ?わたしはシンジを愛
しているから、あなたとはつきあえないって」
「そ、そうだね」
「じゃあ、そう書いて渡すわ」
レイって・・・・なんて・・・・シビア・・・・かわいそうな田中君。
「あ、あの、なるべく人のいないところで渡してあげてね」
「わかってるわ」
そういうと、レイは、便箋と封筒を買いに購買部へ走って行った。
◇ ◇ ◇
「あれ?綾波は?」
僕がひとりで、教室に戻ると、ケンスケは、既に席についていて、後ろをむい
ていった。
「購買部に買いものだけど、なにかようなの?」
「いや、そうじゃないけど、珍しいなっておもってさ。シンジがひとりなんて」
「そ、そうかな?」
「そうだよ。いつも、くっついてるじゃないか」
「くっついてるって・・・・」
「それより、シンジ。クリスマスはどうすごすんだ?」
「べつに、なにも考えてないけど・・・多分、うちで、レイとアスカとパーテ
ィーすると思うけど・・・父さんは多分帰ってこないし」
「そうかー、いいなあ、シンジ。知ってるか?トウジがどう過ごすか」
「い、いや。トウジはどうするって?」
「洞木んちで、パーティーだとさ。それも、家族ぐるみで」
「家族ぐるみっていうと?」
「ほら、トウジんとこも、母親いないだろ・・・こら!くらい顔すんなよ!・・・
で、洞木は当然、トウジとクリスマス過ごしたいだろ。ところがだな、ドウジ
は妹とクリスマスを過ごすって約束しっちゃったんだそうだ。まあ、妹には弱
いからな、トウジは」
「ふーん、それで、妹さんも洞木さんとこで一緒にってことになったのか」
「でも、そうすっと、トウジの父親はひとりっきりになっちゃうだろ?だから、
トウジの父親もパーティーに呼んだんだとさ。で、いよいよ、あのふたりもそ
ういう段階なのかなって感じでさ」
「へー、そうなんだ。でも、それってなんだか素敵じゃないか」
「シンジはいいんだよ、シンジは。でも、俺は?」
そうか、ケンスケは、両親を早くになくしてるし、ひとりなのか。
「ケンスケも、うちにくればいいじゃないか」
「い、いいのか?」
「別にいいさ、人が多い方がパーティーはたのしいよ」
「ありがとう、シンジ!」
「それに、そういってほしくて、言い出したんだろ?」
「シ、シンジ・・・お前、性格・・・変わったな」
「そ、そうかな?」
「うん、キツクなったっていうか・・・はっきり、ものを言うようになったよ」
「そうかな?・・・まあ、とにかく、ケンスケも来いよ」
「うん、じゃあ、行くよ」
「そうだ、でも、ケンスケの分はプレゼント用意しないぞ」
「そんなのはいいよ。べつに」
「でも、アスカにはなにか持って行かないと、機嫌損ねるから、持って来いよ」
「OK、OK、逸品中の逸品を持って行くよ。そう、伝えといて」
ケンスケの逸品中の逸品というのがなんなのか非常に不安だが、まあ、人が多
い方が楽しいだろう。お祭りなんだから。
「あら、楽しそうね。クリスマスの話?」
「ミ、ミサトさん!」
「先生でしょ?」
「ミ、ミサト先生は、ご主人と過ごされるんでしょ?クリスマス」
「まあね。ところで、もう、授業始まってるわよ」
「あ、ご、ごめんなさい」
僕は、まわりを見渡した。いつの間にか、みんなはもう、授業の体勢にはいっ
て、僕達を笑いながら見ていた。となりを見ると、レイがまだ、戻っていない。
「ごめんなさーい。遅れちゃったー」
レイが、教室へ駆け込んで来て、となりの席についた。そして、すぐ側にミサ
トさんがたっているのに気づいていった。
「あら、ミサトさん。ごめんなさい。でも、まだ、始まってないみたいね」
「そうね、誰かさんのせいで、まだ始まってないわ。いいコンビね。アンタた
ち」
ミサトさんは、僕の方をむいてそういった。レイも僕の方をみた。
「なにかあったの?シンジ」
「う、うん。べつになにも・・・」
「さあさあ、授業はじめるわよ。みんなこっちむいて」
ミサトさんは、教壇の方に戻って、授業を開始した。僕達はすっかり、問題児
のようだ。レイが僕の肘を突っついて、小さな声で僕に話かける。
「渡してきたわ、返事」
「そ、そう。なんかいってた?」
「ううん、その場では読まなかったもの」
「そう、でも・・・なんだか、かわいそうだね」
「そうね。でも、しかたがないわ。愛に犠牲はつきものよ」
「・・・・どこで、そんな台詞・・・覚えたの?」
「うふふっ」
つづく
あとがき
どうも、著者です。
レイがラブレターをもらったら・・・・
という話を書きはじめたつもりなんですが、
なんだか、世間が、クリスマスなもので、こんな感じになっちゃいました。
本当は、世間の季節とか関係なく物語は進めて行こうと思ったんですが、
どうも、流されやすいんですね、筆者って・・・・
このままでいくと、4月には、進級してしまうじゃないですが、
そして、来年には卒業。それは、マズイ。
なんとか、カツオ君、ワカメちゃん、そして、じゃりン子チエちゃんのように
永遠の高校2年生で、いこうかと思ってますんで。
(そんな先までつづくんだろうか?追い越せ!「グインサーガ」、
追い抜け「ガラスの仮面」、目指せ!「私立第三新東京中学校」)
いきなり、最初の手紙の落ちがあんなんで、
次は本物かと思いきや、あっさり方がついてしまいました。
(全国の田中君ごめんなさい・・・でも第二のオリジナルキャラだぞ!
名前だけだけど・・・)
いやー、冷酷なレイってのもいいです。(っていうか・・・)
「うふふっ」じゃないっての。まったく。
シンジもレイの影響か、性格悪くなりましたね。
成長というんでしょうか?こういうの。
で、クリスマスなわけですが、困りますね。
プレゼントどうしましょうか?
ホントに困ってしまいます。一体、何人分考えなきゃいけないんだ?
で、本筋からは、すこしずれるけども、
ケンスケとかトウジとかのことも書かなきゃなと思って少し書いたら、
ケンスケもクリスマスパーティーにくることになりました。(予想外です)
(でも、アスカ様とくっつけてやるなんてことは絶対にしないぞ!
アスカ様には、もっとカッコイイ男をいろいろ考えてるんだから!
でも、これっていうのがねー。実は困ってるんです。どうしましょうか?)
そして、もしかすると、多忙な亭主をもつミサトさんと、
(旦那さんは一体誰でしょうね?
ミサトさんの名字がまだ出て来てないの気づいてましたか?)
さらにもしかすると、たまには・・・クリスマスぐらいは・・・帰ってみようか
という気まぐれをおこした碇ゲンドウ氏も、加わるかも知れません。
そうすると、きっと、むちゃくちゃ長い話になるかもしれませんね。
そうすると、おそらく、クリスマスには間に合わないでしょう。
来年に持ち越される可能性もおおきいです。
筆者自身も、クリスマスはそれなりに忙しい可能性がたかいし。
というわけで、時期的に間抜けなものになるに違いありませんが、
次は、クリスマスパーティーです。
それでは、
もし、あなたがこの話を気に入ってくれて、
そして、もしかして、つづきを読んで下さるとして、
また、次回、お会いしましょう。
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