レイが好き!
第18話
責任


「久しぶりだね。こうしてレイと、学校行くのも」
「うん」

レイは、僕の顔をのぞき込んで答える。真っ赤な瞳をキラキラと輝かせながら、
電車に揺られながら、僕達は、向かい合って、立っている。

レイの制服姿をみるのも久しぶり、なんだかとても新鮮で、なんだか、はじめ
てあったときのように、僕は、ぼーっとレイを見つめてしまった。

『なんて・・・・キラキラ・・・・生きている・・・・瞳』

昔、感じた時々、悲しく揺れる瞳を見せなくなったレイ・・・・幸せなの?僕
がレイを幸せにしてるの?・・・・僕は、優しく微笑む。レイは、僕のこころ
がわかるのだろうか?・・・・優しく微笑みをかえす。

僕は、自分の・・・・そんな、こころの中のセリフに突然、照れてしまって、
レイの瞳から、視線を落とした・・・・レイもかもしれない。

視線を落とした先は、レイの・・・・普段着よりも露出の多い・・・・レイの
襟元。

『なんて、綺麗な・・・・白い・・・・細い首筋・・・・』

セーラー服のいつもより大きく開いた襟元からのぞくレイの真っ白な首筋を・・・・
僕は、きっと、吸血鬼になってしまうんだ・・・・うっとりと眺める。

「レイ、それ?」
「うん、あれから、ずっと、つけてるの」

レイの襟元から銀色の鎖がのぞいている。僕があげた、クリスマスプレゼント
のペンダント。つけててくれてたんだ。

「そ、そうなんだ。気がつかなかったよ。嬉しいな、でも、レイが気にいてく
れて」
「うん、だって、わたしは『シンジのもの』だから」

綺麗な青い石のペンダント、裏に小さく文字が彫ってある。でも・・・・そう
じゃないんだよ。レイは誰のものでも、ないんだから。

「ううん・・・・そうでいたいの」

レイは、僕の目を見てそう答える。うん・・・・とても、嬉しいんだけど。そ
れじゃあ・・・・やっぱり、ダメなんだよ。

「やっぱり、その石は返してもらうよ、レイ」
「え?・・・・シンジ・・・・」

レイは、驚いた瞳で僕を見上げる。瞳の奥が動き出す・・・・ダメ!そんな風
に動いちゃ!僕は、言葉をきらずに続ける。

「違うんだよ、レイ。そのペンダントは、いままで通り、しててほしいんだ。
ホントに嬉しいから、それは」
「じゃあ・・・・」

「うん、でも、その石は、僕の・・・・『シンジのもの』なんだ。それを、レ
イがいつも持ってる。そういうことにしようよ」
「わたしが・・・・シンジの石をもってるの?・・・・いつも?」

「うん。それじゃあ、イヤ?」
「ううん・・・・嬉しい。そうね・・・・人が人のものだなんて、やっぱり、
おかしいものね」

「うん、わかってくれて、嬉しいよ。なんだか、ずっと、気になってたんだ。
レイに首輪つけちゃったみたいで」
「うふふっ、わたしはかわいい仔犬ちゃん?」

よかった。いつものレイのまま、レイは、かわいらしく・・・・悪戯な瞳で、
元気に僕に答えてくれる。

「もう!僕は、真剣に気になってたのに」
「うふふっ・・・・でも、よかった。これ、取り上げられなくて」

「え?」
「わたし、いつも、眺めてるの・・・・こうして」

レイは、胸から青い石をとりだすと、目の前まで引き上げた・・・・青い石は、
レイの瞳と僕の目のちょうど中間で揺れる。

「綺麗だ・・・・ほんとに・・・・」
「うん、そうなの。こうしてると、いろんな表情をするの・・・・キラキラと
輝いたり、悲しそうに陰ったり・・・・だから、退屈な時はいつも見てるの」

青い石の向こうにレイの真紅の瞳が透ける。石もいろんな表情をする。その奥
で、レイの瞳も動く・・・・紫の瞳・・・・とても、綺麗だ。レイ。

「だから、これからは、シンジを見てると思って、見つめるの」
「なんだか、それって、死んじゃった人みたいじゃない?」

「うふふっ、シンジが死んだら、ホントに、一日中、見つめてあげるもの」
「まったく・・・・どうも、ありがとう、レイ・・・・どうしても、僕に先に
死ねっていうんだね!」

「うふふっ」
「ところで、レイ・・・・ここ、どこ?」

レイのそんな言葉に、呆れながら、僕は窓の外を見ると、見知らぬ田園風景が・・・・
僕は、時計を見た。

「あーあ、また、遅刻だ。もう、学校、始まってるよ」
「ホント、ダメね!シンジ」

「なにいってんだよ。レイだって、乗り過ごしたんじゃないか!ちょっとは、
慌ててよ」
「わたしは、シンジといっしょなら、どんなことでも平気だもの。それに、シ
ンジも、ちっとも慌ててないじゃないの?」

僕だって、そうだからね。僕は、レイを見つめる。レイも見つめ返す。僕は、
クスッと笑って、レイに答える。

「だって、また、レイコさんに会えるんだもん」
「もう!・・・・」

「行くよね?レイも、どうせ、始業式だし、今朝は」
「うん」


    ◇  ◇  ◇


「いらっしゃい、新年早々、仲良く遅刻?商売繁盛の神様ね。シンジ君は」
「おはようございます、レイコさん。あいかわらずですね。新年だってのに」

「お互いにね・・・・幸せそうね、レイちゃん」
「おはよごうざいます。レイコさん」

僕達が、マスターの店に入ると、レイコさんが優しい笑顔で出迎えてくれた。
久しぶりで会うってのに、変わらないよ、レイコさんも・・・・その、僕達も
だけど・・・・

「で、今日はどうしたの?・・ああ、その前に、注文ね。何にする?・・・っ
て、聞くまでもないわね」
「うん、いつものふたつ」

・・・だよね。レイ。僕が、レイの方をみると、レイは、コクンとうなずいた。
それを見て、レイコさんは、奥に向かって叫ぶ。

「アナター、チョコパフェ2つよ。出て来てー」
「あれ?マスター、どうしたんですか?奥にいるなんて」

「単なる宿酔いよ。いつまでたっても、御屠蘇気分が抜けないのよ」
「ふーん」

「そんなことより、今日の言い訳、聞かせてよ。どうしたの?」
「い、いいわけって、別に、電車、乗り過ごしただけですよ」

僕が、そう答えると、レイが口をはさんでくる。レイもすっかり、レイコさん
には、うちとけて、よく話かける。

「うふふっ、また・・・・だったの」
「ふーん、また、だったのね。そろそろ飽きて来たわね。もっとさー、なんか、
事件かなんか起こんないの?」

「あら?ちっとも飽きないわ、わたしは」
「そのうち、飽きるわよ。どうする?そしたら?」

「飽きないもの・・・・ねっ、シンジ」
「う、うん・・・・ダメですよ、レイコさん。こうなったら、レイは頑固だか
ら」

「フフフ・・・・そうね」
「もう、シンジの意地悪!嫌い」

レイは、口を尖らせて、そっぽをむいた。そんな仕草も、可愛いんだよね。本
人は、気づいているだろうか?僕が、たのしく、レイのそんな仕草を眺めてい
ると、レイコさんは、僕の頭をこづいて、恐い顔をした。わかってますよ。い
まから、謝ろうと思ってたんだから。そんな顔しなくたって・・・・

「アナター。まだなのー?」

レイコさんは、そう、奥に声をかけると、奥へ引っ込んでくれる。僕は、後ろ
から、両手をレイの肩において、優しい声で、レイに話かけた。

「レイ、ごめんね。本気でそんなこと、僕が思ってると思う?」
「でも、わたし、ホントに頑固だもの」

「それは、そうだけどさ」
「ほら!やっぱり、そう思ってるじゃない」

「いいじゃないか、頑固だって。レイはホントにそう思ってるから、他人に何
いわれたって、考えは変えようがないに決まってるんだから」
「頑固でもいいの?」

レイは、腕をクロスさせて、僕の両手を掴み、胸の前まで引っ張りながら、そ
う、僕にきいた。僕は、レイの胸の前で、レイに手を握られたまま答える。

「当たり前だよ。だって、レイなんだから」
「じゃあ、さっきの質問答えてくれる?」

レイは、僕の手を放して、こっちに振り向いて、僕の目をみつめる。僕も、見
つめ返す。

「どう?飽きた?」
「ううん、飽きない」

「そのうち、飽きる?」
「ううん、飽きない」

僕は、催眠術にかかったように、レイを見つめながら答える。飽きるなんてあ
るわけない。だって・・・・僕が見つめてるのは・・・・レイなんだから。

「うん、じゃあ、許してあげる」

「はい、チョコパフェできたわよ」

タイミング良く、レイコさんがチョコパフェを2つもって、出て来た。やっぱ
り、聞いてたんだ。ホント、にやにやして、出て来るんだから。・・・・もう、
いいよ、別に。僕は、レイを見つめる。

「うん、ありがとう。許してくれて。ホント、ごめんね」
「もういいの。わたしこそ、ごめんね。拗ねたりして・・・・」

「はい、おまちど!」

ドンと、僕達の前に、チョコパフェが置かれる。なんて、喫茶店なんだ、ここ
は。僕は、レイコをキッと睨みつける・・・・かなうわけなかった。

「いただきます」
「ふふふ。私にかなうと思うのが、若いわね」

「うふふっ、いただきます。レイコさん」
「レイちゃんの分は、大盛りにしたげたわよ。よかったわね。ねっ、レイちゃ
ん」

レイコさんは、レイにむかって、意味深なウィンクをしながら、そういった。
レイもニコッっと、レイコさんに笑みを返す。なんか、僕って・・・・でも、
レイコさんと楽しそうにおしゃべりをするレイをみていて、僕は・・・・たし
かに、ちょっと、疎外感は感じるけど・・・・幸せだった。チョコパフェもあ
るし・・・・


    ◇  ◇  ◇


「なんやー、シンジ、重役出勤か。初日やっちゅーのに、しゃーないな。おま
えら」
「う、うん。ちょっと、電車のりすごしちゃって」

「またかよ。だから、悪い癖だって注意してやっただろ。みつめあって、ふた
りの世界に飛ぶってのは」
「う、うん。気をつけようとは思うんだけど・・・・」

僕達が、教室に姿をあらわすと・・・・結局、2時間目もさぼってしまった・・・・
トウジ達が、呆れたような顔をしてよってきたのだった。

「そーやな、シンジのは、ちょっと、異常やからな。普通、ああはならんで」
「う、うん・・・・そうかな?」

「たぶんな。トウジ達だって、もうちょっと、まし・・・・うーん、あんまり、
変わんないかもな」
「ケンスケ、おまえ、裏切るんかいな?」

「別に、俺は、どっちの味方でもないぞ。しいていえば、どっちも敵なんだか
らな!しあわせそうにしやがって・・・・」
「ケンスケにだって、ケンスケのよさが分かってくれる人がきっと現れるよ」

「いつだよ!」
「さ、さあ、それは、わかんないけど」

「ま、まあ、ええやないか。人生、なるようになる。ええこともあれば、悪い
こともある。しゃーないやないか。なあ、ケンスケも、そない、落ち込まんと」
「いいよ、もう。この屈辱を、写真にぶつけて、生きていくんだ、俺は!」

「そ、そうや、その意気や」

それは・・・と、僕はちょっと思ったんだけど、さすがに、口にはだせなかっ
た。実は、後で聞いたら、トウジもそう思ってたらしい。と、とにかく、そん
な風にして、休み時間も終わり、授業に入っていった。でも、ケンスケだって、
いい奴だから、きっと、そういう人が現れるさ。そう、僕は、信じてるから・・・・
そうだよね、レイ。

「なに?シンジ」
「ううん、別に」

僕は、洞木さんとひとしきりおしゃべりをしてから、席についたレイに、目で
同意を求めたのだが。レイも、さすがに、そこまでは、読めなかったみたいで、
不思議そうに、僕の顔をのぞき込んだ。そんな瞳で、見ないでよ・・・・さっ
き、みんなに、散々いわれたとこなんだから・・・・

「ほ、ほら、授業、はじまるよ、レイ」


    ◇  ◇  ◇


「わたし、図書館で、本借りて来るから・・・・シンジ、ちょっと、待ってて
くれる?」
「うん・・・・僕もついていこうか?」

「ううん、いいの。シンジ、つまんないでしょ?ついてきても」
「そんなことないよ。レイを見てるのがつまんないなんて」

「でも、それじゃあ、わたし、いつまでたっても、本、選べないもの」
「そ、そうだね」

「じゃ、いって来る」

そういうと、レイは、図書室の方へ駆け出していった。そうだね。レイも、気
にはしてるんだ。たしかに、幸せな気分で、たのしいけど・・・・僕達は、見
つめあうことによって、現実から逃避しているんだろうか?

レイは、強いから・・・・だから、それがわかってるから・・・・でも、僕は、
自分のこころに正直にいたい・・・・でも、それが・・・・レイにとって、い
いことなのだろうか?・・・・レイは、僕にとって、それがいいことだと思う
だろうか?・・・・

放課後、人のいなくなった教室で、僕は、レイを待ちながら、考え込んだ。ダ
メだ!こんなんじゃあ・・・・結局、逃げてるだけだよ、現実から・・・・で
も・・・・僕はどうしたいんだ?・・・・僕は、いつもレイのそばについてい
たい。だから・・・・そう思うから・・・・僕は、いつの間にか、立ち上がり、
図書室の方へ歩いていた。

レイが向うから、鞄をもって、駆けて来る。そして、僕を見つけると、走るの
を止めて、ニッコリ笑いながら、話かけて来た

「もう!シンジ、待ちきれなかったの?ダメじゃないの」
「う、うん。ごめん」

「うふふっ、嬉しい・・・・ホントは」
「う、うん。ありがと」

「さあ、帰りましょ」
「う、うん」

僕達は、腕を組んで、歩きだした。僕は、なんで、こんなに喋れなかったんだ
ろう?ダメだな。僕って・・・・こんな僕のどこがいいんだろう?レイは。で
も、レイの暖かさが・・・・腕を伝わって来る。でも、僕がレイを支えてるん
だ。すくなくとも、いままでは。もっと、しっかり、しなきゃ。

「レイ、どんな本借りて来たの?」
「うふふっ、ヒ・ミ・ツ」

「また、例によって、ラブコメ?・・・・たのしい?そんなの」
「いいの。だって、わたし、しらなすぎるんだもの。だから、参考書なの、わ
たしの」

そうなんだよね。真似ばっかりしてるんだから、レイは・・・・しかし、ああ
いうのを現実にやられるとね・・・・困っちゃうんだよね。なんたって、現実
なんだから。でも、レイは・・・・ううん、やっぱり、僕が・・・・

「でも、レイ。本からだけじゃあ、世界が狭くなっちゃうよ。もっと、現実か
らも学ばないと」
「うん、分かってる。だから、参考書。シンジがわたしにとっての現実だから・・・」

うん、そうなんだ。だから、あんなことばっかりしてちゃだめなんだ。僕が、
しっかりとしなくちゃ。ホントに、そうなんだから。でも、レイももっと、外
界からものを学べるようになってほしい。でも・・・・外界から恋を学ぶとい
う状況は・・・・でも、僕は、それを受け止めなくちゃいけないかもしれない。
たとえ、そうなっても・・・・僕は・・・・

「僕は、レイを守るからね。しっかりとした男になって」
「うん」

僕は、どんなことがあっても、レイを優しく見守る。なにがあっても・・・・

「いっけない。わたし、本、図書室に置いて来ちゃった。カウンターのとこ!」
「え?」

「シンジが別れぎわにあんなこというからよ。取って来る」
「う、うん。ちゃんと、待ってるからね、今度は。だから、ゆっくりでいいよ」

レイは、突然、そう叫んで、鞄の中を確認すると、僕の言葉を待たずに、駆け
出していった。僕は、レイの後ろ姿を、優しく見守る。いつか、レイが僕から
離れていく時も、こうして、優しく見守ってあげたい。


    ◇  ◇  ◇


「ホント、嫌な奴だったわ。恩着せがましくって。それになれなれしくって」
「でも、本、届けてくれたんだろ?いい人じゃないか」

学校からの帰り道、レイは、まだ、怒ってる。いいじゃない、別に。それに、
その人もきっと、レイのことが好きなんだよ。

「でも、失礼よ。いきなり、女性に話かけてくるなんて」
「フフフ・・・・でも、それなら、僕なんか、いきなり、レイの裸見ちゃった
けど」

レイは、いきなり、真っ赤になって、黙りこんでしまった。レイの恥じらい・・・・
なんて・・・・可愛い・・・・ふふふっ

「その節は、大変、失礼致しました」
「も、もう!シンジの意地悪」

「い、痛いよ。レイ・・・・でも、とっても、綺麗だったよ。まるで、天使の
ように、真っ白で」
「もう・・・・」

レイは、顔を真っ赤にして、僕の腕をつねった。僕が優しくそういうと、更に、
赤くなって、僕の腕にしがみついた。

「責任、とってもらわなきゃね!乙女の肌を見たんだもの、シンジは」
「そんなあ、レイが、突然、現れたんじゃないか・・・・服も着ずに」

「あら?だって、わたしの部屋だもの。ジンジは、乙女の部屋に勝手に上がり
込んだのよ。どっちが悪いと思う?」
「そ、それは・・・・」

やっぱり、僕かな?でも、責任って・・・・その・・・・そういうことだよね。
そんなことになったら、僕は・・・・僕は、とっても嬉しいけど・・・・でも、
レイはまだ・・・・

「どっち?」
「・・・・僕かな・・・・やっぱり」

「うふふっ、よろしくね」
「う、うん」

え?なにが、よろしく?・・・・え?

「ち、違うよ。卑怯だよ、レイ。そんな風にいわせるなんて!・・・・その、
そういうのは、もっと、ふたりっきりで・・・・いまも、そうだけど・・・・
その、もっと、いい雰囲気のなかで・・・・いや、その、僕がいうかどうかは・・・・
あの・・・・」
「ありがと、シンジ」

「・・・だから、そうじゃなくて・・・・」
「わたし、待ってるから、いつまでも・・・・うふふっ」

「う、うん。僕こそ、よろしく」

つづく

あとがき どうも、筆者です。 今回は、かなり、初心に返れたつもりなんですけど、 いかがでしたでしょうか? しっかし、シンジ君。 それって・・・・プロポーズ・・・・なのでは? で、最後、シンジ同様、 筆者も、レイの言葉に慌てちゃって、 全然、地の文がない・・・・・ な、なんてことをいってくれるんだ!レイ。 そんなの、どう答えさせればいいか、分かんないじゃないか! むちゃくちゃ、慌てるじゃないか! 地の文が ・・・・最後のシンジのセリフの直前は、わざと書かない。 で、 実は、気になってたんです。 レイを縛っちゃうんじゃないかって、 シンジがそんなことするだろうか?って あっ、話は、ペンダントのことに移ってますよ。 だから、シンジは、後悔してるに違いないので、 ああいう言い訳させてみました。ちょーっち、苦しいかな? ううん、シンジが勝手に言い出したんですよ、ホント。 ところで、 「失礼よ・・・・なんて」 は、どこにあったセリフでしょう? はなし的には、「耳すま」みたいでもあり・・・・ ・・・・あんまり、いうと、マズイかな? この間は「ナウシカ」だったし・・・・まあ、そういうことです。 話をかえましょう。 やっぱり、筆者は学校ギライですね。 というか、高校時代、あんなだった・・・・って、あんな彼女がいたわけじゃなくて、 その・・・・いっつも、さぼって、喫茶店いってた。 すくなくとも、一時間目はさぼりまくってたから。 タバコもそん時おぼえたし・・・・ いかん。筆者のプロフィールやってる場合じゃない。 とにかく、ケンスケ君も幸せになってほしいですね。 そのうち、レイにキューピット役をやらせたいな。 って、筆者が希望すれば、それは、すなわち・・・・・ずっと、先です。 実は、書きたいもの一杯あるんですけど、 仕事もあるしね。書けないですよ。一晩に、一作が限界ですし。 昨日なんて、書きながら、寝てしまった。 トウジ達の会話を考えてたら、いつのまにか・・・・・ で、朝、コタツで、目を覚まして、 「あー!チャット、行こうと思ってたのに!」 そうか、無理して、あとがき、こんな長くしなくてもいいんだ。おわろっと。 話は、次回に続きます。 たぶん、あなたの想像通りの展開です。 筆者って、単純だから・・・・・ それでは、 もし、あなたがこの話を気に入ってくれて、 そして、もしかして、つづきを読んで下さるとして、 また、次回、お会いしましょう。

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