レイが好き!
第23話



夕食後、それぞれが使った食器を流しへ運び、二人で、流しの前に並んで、食
器を洗う。僕が、蛇口からながれ出る水流で、大まかに汚れを落とし、レイの
前に次々に重ねていく。レイは、自分の前に積まれていく食器を次々に取り上
げ、洗剤をつけたスポンジで、それを綺麗に洗い、今度は再び、僕の前に積ん
でいく。僕は、自分の前に積まれていく食器をまた、水流の中に潜らせ、しっ
かりと洗剤を落として、水キリへ立てていく。

いつものながれ作業・・・・みるみる間に、食器は、みんな水キリへ移ってい
く。本当なら、この食器を乾いた布で拭いてミズヤに戻せば完璧なんだけど、
でも、また明日も使うのに、まあ、それはちょっと、手抜き・・・

「ご苦労さま、レイ。今日は何飲む?」
「そうね。じゃあ、今日は、お酒」

「ふふっ、レイも、好きだねぇ。ホント、不良娘だね」
「うふふっ、だって、先生が飲みなさいっていうんだもの」

まあ、ミサトさんが最初にレイにアルコールを飲ませたのは確かに、その通り
なのだが、それにしても、最近、僕達は、毎晩、なにかしら、アルコール類を
飲んでいる。さすがに、おじさんたちのように、晩酌というわけではなく、食
後のくつろぎの時間に、少しだけ、という感じではあるが。

「じゃあ、いつもの・・・で、いい?」
「うん、氷で、割ったのがいい」

「わかった」

最近のレイのお気に入りは、日本酒のオンザロックなんだよね。まあ、可愛い
といえば、可愛いけどね。僕は、流しのしたの扉をあけて、爛漫とラベルのあ
る一升瓶を取り出す・・・・だいぶ、減ったなぁ。また、買ってこなくっちゃ。

グラスを二つ、ミズヤからとりだして、製氷室から氷をグラスに移す。そして、
一升瓶の蓋をあげて、グラスに8分目まで、注いで、一升瓶を元へ戻す。

「さ、できたよ。お待たせ」
「うん」

すっかり、慣れて鮮やかにさえなってきた僕の一連の流れ作業をうっとりと眺
めているレイにグラスを一つ手渡す。そして、僕達は、それぞれ、グラスをも
って、リビングへと向かう。

「じゃ、乾杯。今日も一日ご苦労さまでした」
「うん、乾杯」

チンと小さく音を立てて、乾杯をした後、グラスに口をつける。レイは可愛ら
しく、両手でグラスをもって、小さな口でお酒をなめるように一口、くちにす
る。

「おいしい・・・」
「うん・・・すっきりとして、ほんのり、甘くて・・・ね」

「うふふっ・・」
「なにがおかしいのさ」

レイは、再び、グラスを口にしながら、可笑しそうに微笑む。確かに、思い当
たることもあったので、僕はちょっと照れながらレイに問いかける。

「だって、シンジ、コマーシャルの人みたい・・・」
「しょうがないじゃない。本当にそう思うんだから・・・」

「クスクスクス」
「もう、いいよ。お酒は、黙って飲むもんだっていうんだろ?」

「あら、そんなことはないわよ。楽しいお酒も大好きよ」
「なら、いいじゃない。そんなに笑わなくても」

「だって、笑うのダーイ好きなんだもん!・・・うふふっ」
「レイは、僕が困ってるのが大好きだったもんね。すっかり、忘れてたよ」

「そんなことないもん。シンジが困るのは嫌よ。でも、照れてるのは好きっ」
「もう!」

「うふふっ」

レイは、相変わらず、ニコニコしながらグラスに口をつける。僕は、ブゼンと
しながら、同じように、お酒を一口飲む。

「ほら、シンジももっと、楽しそうに飲んで」
「そんなこといったって・・・・そうだね。ごめんね。レイ」

うん、そうだね。いつも、僕がレイにやってることと一緒だよね。僕は、レイ
が好きだからね・・・・

「・・・・だから、好きよ。シンジ。わたしは、シンジの優しい笑顔が好きな
んだから」
「なに、いわれても、こうして、笑ってろっていうの?僕ってばかみたいじゃ
ない?」

「うふふっ、そうかもね」
「・・・・・酷いオンナ」

僕は、小声で、つぶやきながら、笑顔で、グラスを飲み干す。

「なんかいった?シンジ」
「ううん、僕も好きだよって」

「うふふっ。ありがと、シンジ」
「どういたしまして。もう一杯?」

「ううん。やっぱり、あんまり沢山は飲めないわ。だから、やめとく」
「そうだね・・・・ふふふ、でも、この調子で飲んでたら、僕達って、将来ど
うなるんだろうね?」

「・・・決まってるわ」
「え?なにが」

「わたしたちの・・・・将来」

レイの声は、途中から、いきなり小さくなり、最後は消えかかるような声で、
レイは、頬を真っ赤に染めて、そんなこと言った。いや・・・だから・・・そ
の、どうやったら、さっきの僕の、質問が、そっちに行くんだ?・・・・

「レイ?・・・酔ってる?もしかして?」

レイは、そのまま、頬をピンクに染めた顔で、僕を見つめる。僕が酔ってるの
かどうか見定めようとして、レイの顔をじっとみてると、痺れを切らしてよう
に、レイが口を開いた。

「もう!酔ったふりして、聞いてるんだから!ちゃんと、応えてっ」

はぁ、こうして、認めるところを見ると、酔ってるんだね。やっぱり。やっぱ
り、しばらく、禁酒しないと・・・・やれやれ。


    ◇  ◇  ◇


「シンジ、ちょっと、聞いてくれる?」
「う、うん。なに?」

僕が、グラスを流しまで、もっていって、氷をすてて、代わりに水を入れて、
持って来ると、レイは、神妙な顔つきで、話だした。

「ううん、やっぱりいい」
「なにさ、気になるじゃない。言ってよ、レイ」

「うん、じゃあ、やっぱり言うわ」
「うん、なに?」

「だけど、単なる、遊びだから。シンジは、今、思った通り答えてね」
「う、うん。わかった」

「じゃ、ここへ来て」
「うん」

僕が、ソファーに座ってるレイに近づくと、レイは、突然立ち上がって、僕の
両腕に手をやり、そして、僕の目を見つめた・・・・いったい、何が始まるん
だろう?

「シンジ・・・・わたし、シンジにいわなければ、ならないことがあるわ」
「・・・・なに?」

「いつか、いわなければいけないと思っていたわ」
「・・・・」

なんか、聞き覚えのある台詞だな・・・遊びっていってたっけ?・・・レイ? 
 
「・・・・わたしは人ではないの」
「ぷーっ、分かった。屋上?あの時の」

「もう!真剣に!」

だって、遊びじゃなかったの?・・・・レイ・・・・レイは・・・レイは、真
剣な目つきで、僕を見つめる。

「じゃ、つづけるわよ」
「う、うん」

「アスカはきっと、知ってるわ」
「あの・・・答えてもいいんだよね?」

「そうよ。今のシンジが思った通り答えて」
「うん、じゃあ、続けてくれるかな」

「シンジ・・・ごめんなさい。いままで、いえなくて・・・・」
「違うよ。謝るのは、僕の方さ。レイにとっては、いつまでも、消えない重要
な問題なのに・・・・あんなに茶かしちゃって」

「だから、そうじゃなくて!」
「うん。でも、聞いて。レイが人ではない。それは多分事実なんだ。本当は、
ピンとこないけど。やっぱり、それは事実だよ。でも、僕は、そんなレイを愛
する。そんなレイを好きになったんだよ。だから・・・・」

「シンジ・・・・」
「こんな答えじゃだめかな?レイの苦しみは和らがない?」 

レイの瞳から涙がこぼれ落ちる。

「僕は、レイの苦しみを少しでも、和らげてあげたいと思うから。僕は、全然
成長してないけど・・・・でも、それができるような頼れる男になりたいと思
って、生きているんだから」

レイは、僕の胸に顔を埋めて、声をあげて、泣く。僕は、レイの頭を両手で、
優しく、包み込みこむ。やっぱり、ちっちゃいよ。レイは・・・こんなに儚げ
で、頼りないのに・・・毎日、懸命に生きている。弱いんだね。ごめんね。で
も、僕はやっぱり、こうやって、いわれないと分からないよ。でも、守るから
ね。いつまでも、レイを・・・

「愛してるよ。レイ」
「・・・うん、ありがと・・・・シンジ」

「本当に、愛してる。レイ」
「うん」

レイは、僕の腕の中で、いつまでも、泣き続ける。僕は、レイの両肩を掴んで、
そして、僕の胸から、レイの頭を引き離す。レイは、驚いたように、僕を見つ
める。そして、ゆっくりと微笑んだ後、静かに、目を閉じる。

僕は、レイの顔にゆっくりと顔を近づけ・・・そして、レイの可愛い小さな唇
に唇を重ねる。長い口づけ・・・いつまでも、僕がまもるから・・・僕は、誓
ったんだ。レイに、そして、僕自身に、僕は、レイを守れる立派な男になって
みせるんだから。レイは、あんなことを自分でもう一度いいだせるくらいに強
くなったんだ。だから、僕だって、もっと変わらなくちゃ。だから・・・・・
長い長い口づけのあと、レイは、オデコを僕の胸に押しつけて、小さな声でつ
ぶやく。

「わたし・・・かわったわね」
「うん・・・素敵になったよ、とても」

僕が答えると、レイは、パッと、顔を上げて、今度は、僕の目を見て言う。

「ホントに、そう思う?」
「うん、そう思う。それに比べて、僕は、ダメだね、やっぱり。いつまでたっ
ても、変われなくて」

「そんなことないわ」
「ううん、そうだよ。レイは、とっても強くなったのに・・」

だって、レイの瞳は・・・全然悲しそうじゃなくなったもの・・・あんな辛い
事実を、ちゃんと受け止めているんだもん・・・やっぱり、強いんだよ、レイ
は。確かに、さっきみたいに、たまには、泣きたくなる時だってあるさ。でも、
本当に、強くなったんだよ、レイは。でも・・・

「僕は、ダメだね」
「そんなことないから」

「レイがそういってくれるのは、嬉しいけど、でも、僕は、弱いから」
「・・・じゃあ、このまま、わたしとどこか遠くへ逃げる?」

「ううん。逃げない。僕は、あの時、逃げないでレイを守るって決めたから。
だから、逃げない。レイが僕にそう、教えてくれたから。だから・・・・」
「ありがと。シンジ」

レイは、ニコッと僕に笑みを向ける。うん。こんな頼りない僕が守るんで喜ん
でもらえるなら、僕は、いつまでも、守るんだから・・・

「僕こそ、ありがとう。レイ」

僕は、いつのまにか、溢れ出ていた涙を拭いて、優しくレイに微笑みかけなが
ら答える。レイは、天使のように、天真爛漫な笑みを浮かべ、僕に抱きつく。

「これからも、一緒に成長していこうね、シンジ」
「う、うん」

「いいだしたのは、シンジなんだからね!」
「う、うん」

「うふふっ、楽しかった」
「・・・・?」

「いったでしょ?単なる遊びって」
「えー?今の、全部演技だったの?・・・・レイ?」

「うふふっ、そう思う?シンジは」
「・・・・」

「わたしの考えてることって、わかんないでしょ?うふふっ、こないだのしか
えしよ!」
「あの・・・」

「じゃ、わたし、お風呂入るから。またね。シンジ」
「う、うん・・・ゆっくりと・・・またね」

ホント、レイと一緒にいて、飽きるなんて、誰が言ったんだっけ?でも、レイ
って・・・・ふふ


    ◇  ◇  ◇


「たっだいまー」

僕が、まだ、唖然として、そして、やっぱり、レイって凄い女だよ。なんて、
思ってるところへ、アスカが帰って来た。

「アンタ、なに、ぼっとしてんの?レイもいないのに」
「ア、アスカ。なに?」

アスカがなにかを言っているのに、気づいて、僕は、慌てて声の方を向いた。

「もう、いいわよ。ただいま!」
「ああ、お帰り。今日も遅かったんだね」

「そうよ。毎日忙しいのよ」
「そ、そうなんだ」

アスカは、ホントに疲れたように、僕のとなりに倒れこむように、座り込む。
そして、ほーっと、ひといき、ついた後で、不意に、僕にいった。

「ところで、所長、帰って来るわよ」
「え?父さんが?いつ?」

「さー、はっきりとは、分かんないんだけど。再来週ぐらいかしら?」
「そ、そうなんだ」

「所長が帰って来たら、もうちょっと、真面目に生活しないとまずいんじゃな
いの?」
「な、なにがさ」

「アンタたち、最近、毎晩、お酒飲んでるでしょ?」
「バレてたの?」

「アンタばかぁ?あったりまえじゃない。アタシが日本酒の匂いわかんないと
でも、思ってんの?アタシをごまかそうなんて・・」
「百万年早い?」

「・・・そうよ!それに、遅刻ばっかしてるし、成績は落ちてるし」
「う、うん。それは・・・・マズイと思ってる」

僕に、決めゼリフをとられて、ひるむかと思いきや、更に、アスカは攻撃をま
してくる。僕は・・・・確かに、まずいとは思ってるんだけど・・・

「それに。アンタ、大学行かないんだってね」
「え?・・・なんで、アスカが・・・」

「甘いわね。アタシは、アンタの保護者代行なんですからね。なんでも、知っ
てるわよ」
「で、でも・・・・」

「ミサトがね。そういって来たのよ。相談にのってやれってさ」
「ミサトさんが?」

「そうよ。なんで、アタシがそんな進路の相談までしなきゃなんないのよ」
「さ、さあ?」

「で、とにかく、アンタ、大学行かないで、なにすんの?」
「・・・・」

「あー、だから、黙ってちゃわかんないでしょ?」
「う、うん」

「アンタ、なんのあてもなくて、ただ、学校の勉強が嫌だとかそれだけじゃな
いでしょうね!」
「ちがうよ!・・・その・・・・したいことはあるんだ」

「そう・・・で、なにがしたいの?」
「・・・・いまは、いいたくない」

「わかった、じゃ、聞かない。で、それは、大学いったら出来ないことなの?」
「・・・・いっても、出来るかもしれない。でも、早く、独立したいんだ。僕
は・・・レイを・・・」

アスカは、僕の顔をじっと見て、そして、ため息を一つ、ついた後、続ける。

「わかったわ。動機はね。で、それ、レイは知ってんの?」
「・・・知らない、と思う」

「そう・・・・で、出来そうなの?それ」
「それは・・・・」

「まあ、そうね。はじめから出来るなんて思って、はじめたら、面白くも何と
もないわね」
「・・・うん、ありがとう、そういってくれて」

「アンタばかぁ?それだけの覚悟はあるんでしょうね?楽じゃないのよ!若く
して、独立ってのは」
「う、うん。分かってる」

「分かってないわよ。まさか、アタシと一緒にしてんじゃないでしょうね!」
「まさか、アスカと同じだなんて、できるわけないし、思うわけないじゃない
か」

「まーね。そりゃそうだけどさ。でも、アンタは、アタシに似てんのかもね。
弱いクセして、突っ張ってさ。辛いなら辛いっていやぁいいのに。まあ、アン
タには、素直になれる相手がいるけどね」
「・・・・」

アスカは、やっぱり、いつもの優しい笑顔・・・こころの奥はわからないけど、
お姉さんの様にそういってくれる。でも・・・

「・・・・アスカ・・・辛いの?」

「ア、アンタばかぁ?なんで、アタシが辛いのよ。それに、アタシは、少々辛
くても、やらなくちゃいけないのよ。なんせ、人類の未来のための仕事なんだ
からね!」
「そ、そうなんだ」

「そうよ!人類の未来は、このアタシの双肩にかかってんのよ!」
「う、うん」

「・・・とでも、思ってなきゃやってらんないわよ。実際」
「え?なに?」

「と、とにかくそうなのよ。アタシが好きではじめたことなんだから、とにか
く、それでいいのよ!当たり前でしょ?そんなことより、アンタのことよ!ち
ゃんと、所長とも相談すんのよ!アタシは、疲れたからもう寝るわ」
「う、うん。わかった。ありがとう、アスカ。おやすみ」

アスカは、最後にそういって、自分の部屋に帰っていった。いつも、僕のこと
をいろいろ考えてくれるけど、アスカだって、本当には、辛いんだな。あんな
に、幼いころから、天才と呼ばれて・・・・それで、大人に混じって、一生懸
命・・・・僕に出来るんだろうか?・・・・でも、僕だって、好きなことだか
ら、僕がいいなぁ、って思えることだから・・・レイのおかげで、好きだと思
えることが見つかったから・・・・


    ◇  ◇  ◇


「あれ?アスカ、もう寝ちゃったんだ?」
「ああ、レイ。うん、さっき、疲れたから、寝るって。でも、さっきだったか
ら、まだ、起きてると思うよ」

「そうね。じゃ、わたし、遊びにいこっと」
「そうなの?なんか用があるの?」

「教えて欲しい?シンジ」
「うん。僕は、レイの考えがわからないから」

「うふふっ、ひ・み・つ・!」

つづく

あとがき えーと、筆者です。 どうも、第23話「今」をお届けしました。 うーん。今回は、どういうはなしなんだろうか? 話がばらばらじゃないかーーー! 結局、シンジはなにになろうとしてるんだーー! はい、その通りです。ごめんなさい。 意気込んで、書きはじめた割りに、訳分かんない、お話になってしまいました。 で、まだ、2月14日じゃないんです。 だって、本当に、そうなんだから、仕方がありません。 今回は、ですね。 なにを書きたかったのかというと・・・・ 『第8話のあのシーンを今の二人が再現する』 っていうのと、 『それを受けてのシンジ決意』 だったんですが・・・・(なんか、違うぞ!!) まず、第8話のあの場面を再現させようとして、 二人を酔わせようとしたんです。でも、あの場面にならなかった。 で、むりやり、レイにいわせる・・・・ あの場面からシンジの進路の話しようとしたんです。でも、ならなかった。 で、むりやり、アスカとのからみで、いわせる・・・・ だけど、核心は、レイの前で言わせたいから、ここでは伏せる ・・・・ごめんなさい。 以上です。 あと、もう一つ。 本作品のヒントとなった二言があります。 さんたにさんの 「エヴァ小説で飲まれる酒は、なぜ日本酒が少ないのだろう」 ZOEさんの 「今、第8話あたり読んでる」 です。 どうも、ありがとうございました。使わせて戴きました。 今後とも、なにげない一言をお待ちしております。 よろしくお願い致します。 最後に いろいろ言い訳書いたけども、実は、僕は、この話、気に入ってます。 僕の評価なんて、全然あてにならないのは、分かってるんだけども、 皆様にも、気に入って欲しいなぁ。なんて思ってます。 あ、それから、爛漫って、秋田付近限定になっちゃったんですね。 イングリッシュブレックファストにつづいて・・・・ 次回は、ちゃんと、2月14日ネタをやりますから。 その・・・期日は・・・アレですけど。 ごめんなさい。あとがき、まだ、終われません。 いま、最終チェックで、読み返してたら・・・・ わかんないけど・・・わかんないだけど・・・ 涙が、ボロボロでてくるんです・・・ ・・・わかんないんです。なんで?・・・ 「レイの血」の時だって、こんなには、涙でなかったのに・・・ だから・・・僕の中では、きっと、名作なんです。この話。 ・・・こんなこと、ホントは公表しちゃいけないですよね。 普通は、しないですよ。はずかしいもの。 でも、きっと、今の、僕のこの感情は、ここにしか、残せないから。 だから・・・・だから・・・・なにがいいたいのか、わかんないです。 ごめんなさい。 だから、この話、感想書く人は、気合い入れて書いて下さい。 お願いだから。 つまんないとか、わかんなかったとか、軽く読み飛ばしたとかいう人は、 今回だけでいいから、感想書かないで下さい。 お願いします。 僕も、分かんないんです。なんで、泣けるのか。 きっと、僕だけが感じられる行間に泣けるのかもしれない。 だから、読む人にはさっぱりわかんないかもしれない。 だから、やっぱり。ごめんなさい。 それくらいしかいえないから。 でも、いつか、 いつか、皆んなにも分かってもらえるような文章が書きたい。 ホントに、そう思うようになったから。 それでは、 もし、あなたがこの話を気に入ってくれて、 そして、もしかして、つづきを読んで下さるとして、 また、次回、お会いしましょう。

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